21.06.12 お弁当の力
5月19日は春の遠足でした・・・・・・。
が・・・・・・、雨・・・・・・・。
ぎりぎりまで粘ってお空とにらめっこしていましたが・・・・・中止ということになりました。近所の色んな公園に出かけたりしながら並んであるく練習も頑張って(なかなかの珍道中でしたけど・・・・笑)楽しみに待っていたのにね・・・。
急いで雨バージョンの保育にシフトチェンジ!!!
それでも子どもというのは、すごい・・・・というか、確実に「今」を楽しむ力を持っているというか・・・・・、雨は一応残念なんだけど・・・それはそれ!!
雨降りの空を指さして「なんでやまないんだよ~!」とか言いながら
各クラスで、雨バージョン保育を思いっきり楽しんでいました!!
各クラス・・・・キャーキャー言う元気な声が響き渡っていました!楽しかったね!!!
まちに待ったお弁当!!!!この日のメインはやっぱりこれでしょう!!
保護者の皆さん、お忙しい中お弁当をご用意頂きありがとうございました。こどもたち、とてもとても喜んでいました!!!!
お弁当を通して子どもの様子を見るのは面白いし温かい気持ちになります。
食を通してお母さんとの離れている時間の中のつながりみたいなものを感じます。絶対お弁当箱に触れた瞬間お母さんを思い出すでしょう?
「お母さんが作ってくれた・・・!」
「これは僕のすきなやつ。」
「これ、朝食べてきた。」などなど・・・・・・・。
今の時代、多くの幼稚園は給食が主流です。
時代の流れや、共働き家庭が増えていることを考えれば致し方ない・・・・・と思いますが・・・・。
今実際に目の前にいない人に思いをはせる・・・・今の時間は離れているんだけど、ぴゅーっとお母さんと繋がる感じ・・・・これはお弁当じゃなければかなえられない貴重な体験だと思います。
子どもたちの幸せそうな顔を見ながら、私達職員も暖かい気持ちになりました。
お母さん・・・・又、お願いする事があると思いますがその時はよろしくお願いしますね!!
弁当の力・・・のように、「食べ物」はダイレクトにわかりやすいですけど・・・・。
整えられた給食袋、いい匂いになった体操服やスモック・・・・、一緒に用意したはんかちやティッシュ・・・・・お母さんが子どもたちにしてくださることすべては、それを手にした瞬間パッとお家・お母さん・お父さんと繋がって子どもたちのパワーになっています。
だから給食袋を手にして泣くんです。ハンカチを準備した瞬間泣くんです。一つ選んでつけたキーホルダーの説明をしながら恋しくなって涙するんです。
離れた場所での時間・・・・・お母さんもお子さんに思いをはせているでしょう?
今頃ごはんかな?楽しく遊んでるかな?って・・・・・。
子どもたちも、何かのきっかけで、パッとお家と繋がる瞬間があります。
お互いにそんなことを思えるってしあわせですね・・・・・。
口いっぱいにほおばる子どもたちを見ながら、そんなことを思ったのでした。
昨日雨だったね・・・・と、次の日お絵かきを描いて見せてくれました。
晴れた日、またお出かけしようね!!!!