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20.02.07 年中さん音楽遊び

年中さんは手話の活動が入っています。

手話は、何となく言葉の意味と動きが連動しているものもありますが、まったく言葉と連動しない動きも出てきます。だから、難しい。

年少と同じように、動きながら歌っているのですが、まったく難易度が違うんですよ。

手の角度やタイミングでまったく意味が変わってくる・・・。
本当に難しい。
先生、ぼくがんばったよ。
「よく頑張ったね!!」と言ってもらってうれしいうれしい。

今回の「音楽会に向けての活動」を通して、手話なるものがあるということを知りました。そしてそれが使えたら耳の聞こえない人ともお話が出来る、世界が広がる・・・・ということがわかりました。それだけでも大きな意味がありますよね。

手話なしの歌や合奏もしますよ。

幼稚園や保育園て毎日必ず歌を歌うでしょう?

あけぼの幼稚園でも普段から沢山の歌を歌います。歌というのは、言葉を使う活動です。歌を通して実は沢山の言葉をもらいます。又、メロディーに乗せますから、言葉が厳選されている・・・・。曲を作るとき「あした」と入れることはできなくても、「あす」と入れれば意味を変えずにでメロディーに入れ込むことが出来たりするわけです。すると、「あした」と「あす」が同じ意味であることがわかる・・・。

又、比喩的な表現も出て来るでしょう?例えば年中の「ありがとうの花」だってそうです。「ありがとうの花」という品種があるわけではないでしょう?お花屋さんに行ったって売っていません。これは完全に比喩です。ありがとうの花か咲く=ありがとうがあふれ出す・・・みたいなことだと思うんです。

これが、何となくわかる・・・。実に国語的な学びをしているんです。たかがお歌・・・・なんてあなどるなかれ!!

毎日幼稚園でやっている事には、大きな意味があるんです。

さあ、そんなこともほんの少し頭の片隅におきながら、子どもたちの発表をぜひ楽しんでくださいね!!!

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