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20.08.21 フレッシュな宝物

今朝、ある先生がお盆明けの子どもとの会話の話をしてくれました。

ある女児(3歳児)に「○○ちゃんお休みの時何しとったん?」と聞いたら・・・・・・・・・

「お供え。」という言葉が返ってきたそうで・・・・・・笑

「わあ・・・・なんかいいな・・・・・かわいい・・・・。」

っと・・・・・その先生とその言葉を味わいました。

子どもは生活と経験の中で沢山の言葉を獲得します。

幼い時、子どもから言葉らしきものが生まれる瞬間、きっと、「わっ・・・・・ママって言った!!」「パパって言った!!」なんて言って耳を集中させたものでしょう?

いつしか色んな言葉を話すようになって、子どもが今どんな言葉を持っているのかの興味も徐々に薄れて・・・・・・気が付くと、あ・・・・こんな言葉覚えたんだ・・・・こんな言葉知ってたんだ・・・・・って振り返って子どもの成長を確認するようになる・・・・・。

新しい言葉を獲得した瞬間、そしてその知った言葉を使う瞬間・・・・・・に出くわすことってなかなか難しくなっていくんですよね。

だから今日の彼女の「お供え」という言葉は何だか「知りたてほやほや」みたいな新しいフレッシュな感じがしてなんとも神々しく・・・・・宝物みたいに・・・・感じたのでした。

彼女の言葉の引き出しに新しく入った言葉・・・・・「お供え」・・・・・・。笑

先生の質問に「おばあちゃんちにいった。」などの答えなら、きっと普段の会話として楽しくお話しして終わっていたでしょう・・・・。

「お盆明け」の「お供え」だったからこそのほやほや感・・・・・。

体験からいただいた言葉。

お墓参りしたのかな?お菓子や果物を買ってお供えしたんだな。手を合わせたんだな・・・・・。

色んな想像をしました。

と同時に、彼女がまだ小さかったつぼみ組の時を思い出して・・・・・・。

重ねて、そんな言葉を獲得した上に、引き出しから出して使うことができたんだ・・・・という感動を頂きました。成長をかみしめた瞬間でもありました。

先生の質問内容を理解して、「お供え」の意味も理解して・・・・質問に対する答えとして適当であるかどうかのジャッジを自分でしているわけですから、しつこいようですが・・・・・・・これは感動的な瞬間・・・ということで間違えないです。

朝から、幸せな気持ちになったのでした・・・・・。

ありがとう・・・・・。

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