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20.06.05 びわ、おいしいね。

つぼみ組が、玄関で「見て――!」というので出ていくと・・・・。

じゃーーーん!!
びわ、とったよ!!
みて!!!



ほらっ!!大きいでしょう!!



これ・・・・・食べていい? 

「いいよ!!食べておいで!!」


あ・・・・美味しそう。
まだかな・・・・。
キレイに洗って・・・・っと。



あーーーーーーん。
もう一つちょーだい!!!!

パクっ。やっと食べれた!!あーーーおいしい!!
僕もちょうだい!!

2個目をやっとゲット・・・・。
あれ?食べないの?
どこ行くどこ行く・・・・。

振り返る・・・。笑
追いかけて取ったりしないからっ笑

ここなら、安心・・・。
あーーーーやっぱりおいしい!!

もう1個、もう1個とせがむつぼみさん。
すごすぎる・・・・・。

つぼみの子どもたちを見ていると、心の中がむき出しででまぶしいと思うと同時に、わたしたち人間が動物であることを教えられる・・・・。

本来、人間はこうやって「食べる」ということに、純粋に没頭するものだ。笑

大人がよくやる「遠慮のかたまり」なんて彼らにはひとかけらもない。食べつくす・・・・。

「どうぞどうぞ」なんてないですから。

「美味しいものがすき」「私が食べたい」これだけ。笑

本能とでも言いましょうか・・・・。こうしたいと思ったことをいいとか悪いとか、後先とか、相手がどう思うかとか、考えずに(考えないというよりは、考えて判断するほどの経験値がないという方が正しいかな・・・・。)欲しい!!と言えることのすごさ。

力強い生命力を感じるのです。

色んなことがわかりはじめると、「遠慮」や「恥ずかしさ」なんかも出てきて本当はどうしたいのか心の真ん中が見えにくくなったりするものです。

それが「成長」であり、「大人になっていくという事」・・・・・なのかもしれませんが・・・・この貴重な子どもである時間を思う存分生きてほしいと願うのでした。

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