23.03.11 作品展
作品作りみんなそれぞれ味が出て面白かったですね。
それぞれが今持っている自分の発想を表現しました!!
〇つぼみ組
〇年少組
年少組は、劇遊びそして音楽会のテーマが「どうぞ」でした。
人に「どうぞ」をした時の
相手の反応や、自分の心の動きにアプローチしながら
保育を進めてきました。
最後・・・作品展はケーキを作り!!!
「だれと分け合いたいか・・・・」も考えてもらいました。
〇年中組
年中組は変化する「木」をテーマに制作活動をしました。
季節によって変化する様子を表現しています。
〇年長組
年長組はこの1年間「主体的な保育」を意識しながら過ごしてきました。
本当に子どもたちの力が伸びた!!と実感しています。
それぞれが主体的であることを子どもたちも先生も「おもしろい」「楽しい」「すばらしいこと」だとしっかり認識できていること・・・・これが子どもたちの底力になっている・・・・。
そんな彼らに今回チャレンジしてもらったのは、「一人一人が違うテーマ」。
子どもたちの「主体性」がどれだけ発揮できるか楽しみでした。
どの学年も素敵でしたね!!!
子どもたちの小さな小さな手で作り上げた作品です。
毎年ブログでお伝えしていますが、作品作りというのはすべての領域を含んだ活動です。
もちろん自分の手を使って作る・・・・ということ・・・なのですが、そこには自分の叶えたい思いと共に、叶えるための行動力も同時に求められます。
作品作りをしていると、一人一人がどんなことを経験して生きてきたか、どんなことを手に入れていて、どんなことがまだ未経験なのか・・・・本当によく見えますよ。
手が器用だけど想像力が働かない・・・・あーしたい、こうしたいは広がるけど、技術が未熟でどうかなえていったらいいかわからない・・・・・などひとりひとり違います。
それでも、どうにかして叶えようとするとき・・・・・「人間関係」の領域が大きく関わってきます。
ここで・・・・一人一人が「違う」っていうことが大きなポイント!
自分では思いもつかなかったことを隣の人が考えていたり、面白がっていたりする場面に出くわすと刺激を受けます。
「自分でできること」が一人一人違うのですから、方法を尋ねることもできれば教えることもできます。つまり助け合うことができるということ。
「 同じ」は楽しいし安心感もあるかもしれない・・・・でも「違う」が自分を助けてくれることもある・・・・ことを知ってほしいと思うのです。
何だか・・・人生と一緒・・・・・。
願いを叶えようとするとき、自分の力ではどうにもできないことにぶち当たった時、思いが叶うまでアクションをし続けるのか(誰かを頼ってみるのか)、それとも今回は自分が持っているものの中で願いに近づけて着地するのか・・・・。
どちらもとても大切な意味を持っています。
これこそが「非認知能力」。
目に見えない 数字では図ることのできない力をこれからもどんどん伸ばしていってほしいです。
そして、一人一人が「違う」ということをみんながよしとする寛容な環境を、
こどもも私たち保育者も保護者も皆さんも一緒になって大切にできたらいいなと思います。