22.07.29 かにっ・・・かに・・・。
さくら組を覗きに行った時のこと・・・・・。
丁度、絵本の活動が終わって自分の席に着くところ・・・・・。
ん？？？？？？
カニが１匹・・・・。（笑）
横歩き・・・・・・横歩き・・・・・。
みんな席に到着しているのに、まだ着かない・・・・・・。
遅いのがだいぶ嫌になったようで、最後は人間になって自分の席に急いで戻っていました。（笑）
子どもってなんでこんなことをするのだろうと思いませんか？
さっさと自分の場所に行けばいいのに・・・・・なんてついつい大人は思ってしまいますよね。思うくらいならまだいいですが時には、「早く席に戻りなさい」とか「何をしてるの？」なんて思わず言ってみたりして・・・・。
子どもは試して遊んで生きています。
子どもは、私たち大人が考えるように、絵本の場所から自分の席に帰るという目的を果たすためだけの行動・・・・とは、考えていません。
頭の中で色んなことを考えながら試して生きています。いらんことや無意味なことでは決してないのです。
彼は「早く席に戻りなさい。」と、とがめられることもなく・・・・・カニになり続けた結果・・・・・・・・・・・結局・・・・・なかなか到着しないことにつかれて、人間に戻るという彼なりの着地をしました。
それを自分でした・・・・ということに、大きな意味があります。
だーれも、見ていない集団のざわついた中で、人知れずこんなことをしている子どもの姿を見つけると本当にうれしくなります。
「あっ！！みーーつけた！！」っていう感じです。
何考えてるのだろう・・・・・と、考察してみるのはおもしろい！！
そんなこと言っても、先生・・・・そんなことしてられへん・・・・なんて声が聞こえそうですけど・・・・・（笑）
たまに、見つけたら(余裕があったらでいいです・・・・。)何してるんだろう、何を考えているんだろう、何を面白いと思ってやっているんだろう・・・・と、考察してみると楽しいですよ。