22.05.31 試す力
お預かりの時間につぼみさんのお部屋に遊びに行ってみました。どんなふうに遊んでいるのかな~?
「いーれーて!!」というお友達のお願いに「いーやーよ。」と、はっきり答える一幕も・・・・(笑)
もう、我慢できずに笑ってしまいました。
当の本人たちは、なんで笑ってるの?って顔をしてましたけどね。
そうそう、丁度いい感じで盛り上がっているとき・・・・このまんまの感じで遊び続けたいな・・・と思う気持ちもわかりませんか?
自分が小さかった時を思い出します。「だめよ」と言った記憶も、「だめよ」とは言わなかったけど、何となくいやだな・・・と思った記憶も・・・・・。
一人 人が入ったり、抜けたりするだけでも「空気」って変わるものですよね。
あの微妙な空気は、言葉では説明できない感じ。
「いいよ」って言えることも大事ですが、そういった目に見えない空気や、細かい心の動きを感じて、時に「いいよ」と言えないこともすごく大事だと思うのです。
子ども達は、色んなことを試しながら生きています。特につぼみ組の年代の子どもたちは、「いいことか悪いことか」なんて今学びが始まったところ。
知らないことだらけ。
そんなことより「これなんだろう?」「わ~おもしろそう」「どんなさわり心地かな?」・・・・などなど・・・・興味で生きています。その湧き上がる興味に、答える形で行動する(試す)・・・・それが今の子どもの姿なのです。
試した結果、何かしらの答え(結果)をいただきます。
それからわかればいいこと。
いや・・・・・それでわからなくてもいい・・・。
わからなかったなら、何回でも試してみればいい・・・。
本当の意味でよく考える子、頭をよーーーく働かせる子に育ってほしいと願っています。
たまにつぼみ組に入って子どもの様子を見ると、このわかりやすいむき出しの「興味」にふれてあーーーおもしろい・・・・と思います。
ほっこりとした幸せな時間でした。