21.03.09 音楽会(年長)
3月5日最後の年長さんの音楽会を無事に行うことが出来ました。
本当によかった・・・・・。
子どもたちがちゃんと「はい。終わりました。頑張りました。」とピリオドを打てますように・・・・・どうかどうか・・・・・、と思っていましたから。
2月にするはずだった音楽会。
緊急事態宣言が出て、延期にになるか中止になるか・・・・・・本当にひやひやしながらの3週間でした・・・・・。
この時間を共に音楽活動をしながら思ったこと・・・・・・、それは・・・・・人間はどこまでも進歩するという事・・・・・。そして、人それぞれ「興味を持ち始めるまで」「面白くなってくるまで」にかかる時間が違うという事・・・・・・。
この延期の間に、楽しみや意欲・面白さが、ぱーーーーっと花が開くように広がったこどももいました。
自主的に「パート練習しよう!」とわざわざ職員室まで呼びに来る子どももいたんですよ。それから、「昨日は風呂で指使って練習したんや・・・・。」とかいう人も・・・・。
ふふふ・・・・・・風呂場で?どうやって?と思いながらも、そんな会話を繰り広げながら子どもたちの興味や意欲が深まっていく手ごたえを感じて本当に幸せでした。
作品作り、卒園式の歌やことばなどもしながらの3週間でしたが、何だか必要だった3週間であったような気がしてならないのです。
当日「ドキドキするから いやなんや・・・・。」と緊張いっぱいの気持ちを教えてくれた子どもも・・・・・・。
息を吸って一生懸命歌うと背中や肩が動くでしょう?
その、後姿の美しいこと・・・・・。
いっぱいいっぱいの緊張感と、凛として、神々しい横顔と・・・・・。
すっと立っているだけで涙が出る。
うんとよしよしして、抱きしめてやりたくなる・・・・・・。
「いろんな 偶然が重なって ここにこうしてあなたと 一緒にいられることが ただ とてもうれしい」(『ね』より)
「この おおきな あおいほしのうえで こんなに近くなれるなんて 思いもしなかったから ただ とてもうれしい。」(『ね』より)
「この星の片隅で めぐりあえた奇跡は どんな宝石よりもたいせつな宝物」
(『いのちの歌』より)
「本当にだいじなものは 隠れてみえない ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある」(『いのちの歌』より)
子どもたちのうたごえにのって、この言葉がバーーーーーンと胸を打ちました。この子たちが歌うこの言葉が大好きでした。
最後の行事で、いつもよりほんの少し長めに活動時間をいただいて・・・・これってプレゼントだったのかな・・・・・。
そんな風に思ったのでした。
みんな、素敵な時間をありがとう!!!!