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21.12.27 そんなすてきなことを、あなたたちはいつの間に学んだの?

冬休み預かりの朝の時間、1歳児が朝から泣いていました。

すると・・・・・その近くに寄って行って・・・・。

ほっぺたをよしよし・・・・・。


どうしたんだろう・・・・。
なかなか泣き止みません・・・・。




これならどうかな・・・・・。
ベロベロばあーーー!!!

どう?



もっと泣いちゃった・・・・・。
だめか・・・・・・。


焦って、顔がひきつる・・・・・(笑)


こんなことも、できるけど・・・・。
また、泣いちゃうかな?

笑わそうと思ってるのに・・・顔・・・真顔・・・・。



もっと、がんばっちゃおっかーー???
ほら・・・おもしろいでしょう?


結構頑張ってるんだけど・・私・・・。



あっ・・・ちょっと、泣き止んだ!!!!


あーよかった。
私のお仕事終了!!






ふうーーーーー。
そろそろ自分のことするか・・・・・。
(自分の用意してなかった・・・・笑)


すると・・・・・1歳児をあやす彼女の様子を見ていたもう一人の女児がやってきて・・・・。
「いっしょに、行こう。」と、待ってくれました。




「どう?もうできた?」
「そろそろ行けそう?」

そんな心の声が聞こえそうですが・・・・。
だまって、待ってあげます。



彼女が準備するのをついてまわりながら・・・・・。(笑)




この2人、素敵でしょう??

こうやってあやす様子を見たことがあるのでしょう。もしかしたら自分がしてもらった体験があるのかもしれない。

待っていた子どもだってそう・・・。

こうやって一緒に待ってくれた人がいて、それで安心した体験があったのでしょう。

当たり前ですが・・・・人間は、体験して経験して知っていることしか、振る舞いや言葉で表すことはできません。

振る舞いにこうやって現れる・・・・ということは、どこかでそのような体験をしたということです。素晴らしいですね。

生まれてまだ2年ほどの彼女たちが、自然と相手を大切にする様子を見て・・・・「経験の大切さ」を、これからも心にとめながら関わりたい・・・・と改めて思ったのでした。

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