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20.10.15 水色か、水色じゃないかについて

今日の朝、ある先生が年中の子ども同士のもめごとの過程を話してくれました。

内容を聞いてください。

ある男児が泣いていたそうです。

その理由を尋ねたら「○○くんが、僕の髪の毛のこと水色って言った・・・・・。」と・・・・答えたそうで・・・・・。

刈上げの部分をながめてそう言ったのでしょうか?(笑)

言った方も、泣かしてしまってなんだかしょぼくれ、泣いてる方は悪口を言われたような気分で涙が止まらず落ち込み・・・・・・。

原因は水色問題です。

この水色問題で、真剣にやりとりしている子どもたちがかわいいのと、面白いのとで、朝から大笑いしました。

ひげが青いとか、刈上げ部分が青いとか言いますもんね。

これはね、どう見えるか問題であり、表現の仕方問題でもあるのですが・・・・。

水色といった男の子も、ぼくの髪は水色じゃないといった男の子もどちらも間違えてないんですよね・・・・・。

今、年中組は本当に面白い時期を迎えています。

とても主体的に自分で色んなことを考えて動き出しているんですよね。

だから今回のように、自分の意見や思ったことをぱっと口に出したり、うれしいと思ったらそれはそれはひっくり返ったり飛び回ったりして喜んだり、悲しかったら人目もはばからず大泣きしたり、腹が立ったらけんかしてみたり、かわいそうと思えば励ましてみたり、人の嫌がることをわざと言ってみたり・・・・・・本当に毎日・・・いえ・・・・何分おき・・・・・に色んな問題が起きる・・・・・。

すごいパワーなんです。

年中時代を「ややこしい時代」という人もいますが(笑)人間の美しさ・愚かさ・面白さ・醜さ・優しさ・・・・・本当に色んなものが色濃く見える時期でとても面白いと思います。

彼の髪の毛・・・・・・・水色に見えるか確認しましたが、黒に見えましたけど・・・・・。(笑)

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