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22.11.09 こどもが主体的に生きるとは?

神戸からやってきた幼虫さん。

今でも子どもたちのお世話は続いています。

霧吹きで水をかけてあげた方がいいと子どもたちが言い出したので、霧吹きを渡しました。

順調だったのですが・・・・・・・・・。

この前事件が・・・・・・。

皆が水をやりすぎて、幼虫ちゃんが水没・・・・・。

心の中で、「あ・・・・・、大丈夫かな・・・・。幼虫ちゃんの命は・・・・・。」と心配しました。

慌てて子どもたちが救出。なんとか救い出すことができたんです。

これからどうするのかなと思っていました。また水没を繰り返すのか・・・・・と。

幼虫ちゃん・・・・あと何回か子どもたちが、そんな失敗をしてしまったらごめんね・・・頑張って強く生きておくれ・・・・なんて思っていました。

そしたら「皆が水をあげたらびちょびちょになっちゃう・・・。」と気が付いたようで。

どうするのかな・・・・・と思っていたら・・・・・何やら表のようなものを作り始めました。

こんな表です。




でもね・・・・この表・・実はこの前段階があって・・・・・・。
最初の写真がなくてごめんなさい。
説明しますね・・・・・。、

このマスしかない表だったんですよ。
「霧吹きしたら丸をつけよう」ということになったらしく
丸を付けていっていたのですが・・・・・。


「これ、いつの丸?」とか「今日もう水あげたよ!! ほら○ついてるでしょ?」とか

またまた、もめだした・・・・・・(笑)







で・・・・・・、こんな風に曜日を書きだした・・・・・。


今は、水没を免れてほっとしています・・・・。






この前また、血相を変えて職員室に駆け込んできた!!!

手には、図鑑。


「先生、幼虫は暗いところで育てた方がいいんだって!!」
「段ボールある???」っと・・・・・・・。




残念ながらこの時は段ボールがなかったんです。
「もし、荷物が届いて段ボールが見つかったら、お届けするね」
と、約束をして終わったのですが・・・・・。








次の日の朝、段ボールを抱えて幼稚園に登場した時は思わず笑ってしまいました。



そうだよね・・・・・荷物が届くまで・・・・待ってられないよね・・・・・(笑)





どうやって幼虫ちゃんが元気に冬を越せるのか・・・・

みんな必死です・・・・・。





どんな葉っぱがいいかな・・・・・・。




子どもたちのお世話は続きます・・・・・。








子どもたちが主体的に動こうとするとき、私たち大人はちょっと我慢がいります。

「こうしたらいいのに」とか「これはやめておいた方がいいのに。」とか「もっとこうしたほうがいいよ!!」とついつい言いたくなる・・・・・。

彼らより早く生まれてほんの少し人生経験があるっていうだけでね・・・・・・。あれこれ突っ込みたくなる・・・・。

でも・・・・・子どもたちが自分たちで考えて、実際に経験して、その時の思考でその時のその子なりの答えを出す・・・・・・そしてその結果を受けてまた自分たちで考え直して・・・・・という繰り返しの、この過程がとーーーーーーても大事なんです。

水没をしそうになった時、水没するまで我慢した・・・・・マスのみの表を作った時、子どもたちがもめるまで我慢した・・・・よくぞ子どもに任せて見守りました!!      担任にも拍手!!!(笑)

そんなことを思ったのでした・・・・・。

子どもの主体的・対話的で深い学びを保障しようとするとき、私たち大人は言いたくなる気持ちをぐっと我慢することが求められます。

子どもたちの言葉や行動に関心を寄せながら、あえて子どもの選択を信じて見守る・・・・・これ・・・・・簡単ではありません。

子どもたちの豊かな学びを願いながら、よく考えた言葉やよく考えた見守りを職員みんなで大切にしたいなあと思います。

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